毎月のお便りの作成って、毎年で考えると単純作業なんだけどちょっと趣向を変えようとかすると結構時間がかかって大変なんですよね。
そんなことでお悩みの管理栄養士・栄養士の方のために、幼稚園・保育園向けの月ごとの例文を公開します!
自由にコピペして使用していただいて構いませんので、アレンジしながら皆さんの業務負担の軽減に役立ててくださいね。
4月の給食だより PDF画像
※準備中・・・
給食だより:4月の導入文
新しいお友達を迎えて、新年度がスタートします。
初めて幼稚園に入るお子さんにとっては、たくさんのお友達と一緒に食事をすることが、はじめての体験になることと思います。最初は環境の違いで戸惑うかもしれませんが、お友達と一緒の食事は、幼稚園生活の中で楽しい時間の1つになっていくことと思います。
子どもたちが1日を気持ちよく過ごせるように、まわりの大人たちが生活リズムを整えてあげるようにしましょう。早寝・早起きを心がけ睡眠時間をたっぷりとり、朝食を食べてから登園しましょう!
給食だより:4月のテーマ
①朝ごはんはなぜ食べなければいけないの?
私たちの体温は、眠っている間は下がっています。朝ごはんを食べることで、消化器官に刺激が与えられ、体温が上がります。そして血流がよくなり、エネルギーが体の隅々まで運ばれて、体が目覚めます。
子どもにとっての朝ごはんは、大人とまた違った重要性があります。幼児期の子どもは体が大きく発達していきます。
そのため幼児が1日に必要とするエネルギー、タンパク質、ミネラルは体重1kgあたり成人の2〜3倍と言われています。しかし幼児は消化する力も未発達なので、一度にたくさんの量を食べることはできません。そこで3回の食事の他に感触を入れて、1日4食で必要な栄養素を摂取します。
また、排便のリズムの面からみても重要です。食べ物が胃に送り込まれることによって、大腸がせん動運動を始め、便意をもよおします。理想的な排便リズムは、朝ごはんを食べた後排便することです。
このように、子供にとって朝食を抜くことは大きな損失になります。1食1食の大切さを考え、朝食をきちんととる習慣をつけましょう。子どもの時からの朝ごはんの習慣をつけることが将来の食習慣のベースとなっていきます。
②主食・主菜・副菜のちから
主食・主菜・副菜のそろった食事は、いろいろな食品が組み合わさって、栄養のバランスがとれます。
主食のごはん・パン・麺類などの炭水化物は、脳が必要とするエネルギー源です。
魚や肉、卵、大豆を使った主菜は、子どもの発育に不可欠なタンパク質です。野菜やいも、きのこ、海藻を使った副菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維の補給源です。
どれかが欠けると、せっかくとった栄養素が十分に活かされないことがありますので、「主食・主菜・副菜」のそろった献立を意識してみましょう。