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栄養士の給料|仕事と給料が見合わないと思った時の解決法5選

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管理栄養士の養成大学を卒業し、社会人となった私たち。

久しぶりに会った同級生はいつも口々に言っていました。

・資格があるのになんでこんなに給料が安いんだろう?

・毎日こんなに頑張っているのに手取りはたった13万円。これならアルバイトをした方がマシなんじゃない?

栄養士養成の大学や短大を卒業して就職したあなたも同じように思っていませんか?

しかし、どんなに悶々と考えてもあなたのお給料は変わりません。

何か行動を起こさなければ、何も変わらないんです。

ここでは仕事と給料が見合っておらず納得がいかないあなたの為に、栄養士の現場の体験談を中心に仕事と給料が見合わない場合の解決方法について考えていきます

日々の頑張りを上司にアピールする

あなたの給与を決める権限を持っているのはあなたの上司です。

さらにその上司の上司…に、それを決定する権限が与えられています。

給与をどうしてもあげて欲しければ、自分よりも上の役職の人に自分の頑張りをアピールする必要があります。

会社ごとに昇級ベースは決まっている

しかしうまく上司にアピールできたとしても、大抵の場合会社ごとに昇級ベースは決まっています

あなたが著しく良好な成果を出したとしても、それはあくまで会社のもの。

その成果は会社としては「やって当たり前」のことで、仕事の成果が給料に反映されることはほとんどありません

上司へのアピールの成功例

上司へのアピールに成功し、給料アップ・役職アップに成功した知り合いがいます。

20代後半である程度大きな病院の栄養課・主任になった、異例の出世でした。

この女性はのどように上司にアピールしたのか?

その答えは“お酒”です。

彼女は宴席を盛り上げる能力にずば抜けていました。

結果的に「場を統率する能力が素晴らしい」という理由での昇給・昇級でした。

上司への直談判

上司へ直談判し、結局は転職の道を選んだ友人もいます。

彼女は新卒で介護老人保険施設の管理栄養士として就職しました。

10年勤務しましたが10年間の昇給はなんと月額1万円にも満たなかったと言います。

つばめ
つばめ
10年間で1万円アップですよ!

子供が4人おり、将来への不安を抱いた彼女は上長へ直談判しました。

直談判して給料をあげてくれればいいのですが、結果は「嫌なら辞めろ」

彼女はその言葉通りその施設をやめ、転職することを選びました。

彼女の場合はその時点で十分なキャリアを積んでおり、転職にも成功したので、転職後は以前の約2倍の給料をもらっています

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残業時間を正確に申請する

時間外労働により発生する賃金は、本来は法律に基づいて会社が支給すべきものです。

請求できる分はしっかりと会社へ請求しましょう。

しかし残念ながら次にも紹介しているように、残業代の支給については自分の努力だけでは解決できない場合も多くなっています。

あまりにも過度な労働を強いられ、給料にも繋がらずやりがいを感じなかったり、ストレスを感じている場合には転職も選択肢に入れましょう。

残業代の請求をしない

私の周りにも何名か、過度な残業をしているにもかかわらず会社へその申請をしない人がいます。

申請しないのは当たり前

この場合はかなり深刻で、驚くのは申請しないことを美徳と思っていたり、申請しないことになんの疑問も感じていない場合です。

通常よりもより多くの残業をしている人ほど、請求しないのが当たり前の環境になっていることが多いようです。

そういった人たちは、疲弊しきっている場合が多く見られます。

残業時間の申請は給与だけの問題ではなく、社員にどれだけ仕事の負担がかかっているのかを判断する材料の一つでもあります。

自分に能力がないから仕方ない

仕事が進まないのはあなたの能力だけの問題でしょうか?

会社で働いていたら、一人だけの責任で完結する仕事はほとんどありません。

他職種との協力のもとに完結する場合がほとんどです。

「自分に能力がない」と落ち込まず、堂々と残業代を請求しましょう。

残業代の申請をさせてもらえない

これは以前私自身が勤務していた会社での実例です。

時間外の勤務については残業代が発生する・しないに関わらず、上長へ許可を取らなければなりませんが、明らかな業務であるにもかかわらず、「自己研鑽」と記載するよう言われ、残業代を請求することができませんでした。

残業代を申請しても支給されない

こちらも以前私が勤務していた会社の実例です。

委託会社に勤務していた際の労働条件は劣悪で、ひどい人は月3桁に及ぶ残業を強いられていました。

しかしその勤務状況を月末に提出すると、勤務時間を上長に書き換えられるのです。

実際に支給される残業代は、本来支給されるべき金額の1/4程度だったと言います。

これはかなり悪質な状況ですが、申請が通らないことも稀にあります。

あまりにひどい状況が続くようでうあれば、その会社で頑張る意義はないかもしれません。

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今のあなたに見合った資格を取る

これについては慎重に考えましょう。

そもそも約400~500万円(各大学・専門学校によって上下します)ものお金をかけて取った栄養士・管理栄養士の資格で稼げるのが、一般的に初任給で17万円程度と言われています。

それでも全然足りないと思うのに、周りの友人などのリアルな初任給はいかほどかというと12万円とか、13万円などという人も少なくありません

栄養士の現場にいる方なら、「資格があれば給料がたくさんもらえる」というものではないことを肌で感じていることと思います。

しかし、資格を取ることで確実に給料を増やせる場合もあります。

例えば栄養士の方は管理栄養士の資格を取ることで、「管理栄養士手当」を貰うことができるようになります。

資格を取るには時間もお金もかかります。

その資格取得にかけた時間とお金に見合った収入を得られるのかどうか、資格取得後はどんな風にその資格を活かして活躍するのか、よく考えてから資格取得に挑みましょう。

副業で収入源を増やす

昇給や残業手当といった、会社からの収入アップについては、正直言って大きな期待は持てません

会社に期待するよりも、他のところからの収入源を増やすのが得策かもしれません。

この時に注意すべきなのは、本業に支障が出ないようにすることです。

私も以前、空いた時間でアルバイトをしようとバイト情報を見たことがあります。

この時見ていたのは飲食店でのアルバイトですが、「本業の仕事を終えてからバイトに行っていては身がもたない」と感じたためこの時はバイトを見送りました。

副業と一言にいっても様々なものがあります。

本業に支障をきたさずできる仕事なのかどうかよく見極めて行うようにしましょう。

自分にあった収入源を増やすことで、心にもゆとりが生まれます。

管理栄養士の副業|在宅でもできる資格を活かした収入源あなたはあまりの栄養士(管理栄養士)の給料の少なさに、「副業」を考えたことはありませんか? 会社の収入が上がればいいけれど...

好条件な職場へ転職する

栄養士・管理栄養士として転職する

栄養士の職種ははっきり言って一般的に給料が安く、仕事と給料が見合っていないという実感があります。

その安月給の中、それでも栄養士(管理栄養士)として働きたいというのであれば、大きな病院の栄養士か公務員が無難だなと感じています。

特に施設や保育園の栄養士などは公務員以外はあまりおすすめできません。

公務員試験に挑戦できる年齢であれば、頑張る価値はあります!

公務員の給与はある程度公開されているので、自分が希望する給与がもらえるかどうかチェックして挑戦してみましょう!

ちなみに転職に成功し、転職後は以前の約2倍の給料をもらっている彼女の場合は、「介護老人保険施設」から「大学助手」への転職でした。

栄養士以外の職種を探す

資格をもっていると、「資格があっていいね」と言われたりしますが、一概に「良かった」とも言えません。

資格をもっていることが足枷となって、他の仕事に目を向けられない場合もあるのです。

あなたには実は栄養士ではなく、アパレル系があっているのかもしれません。

農業かもしれないし、自動車販売かもしれないし・・・・。

栄養士などの専門職の資格をもっていると、どうしてもその資格を活かした職業につこうと考えてしまいますが、仕事と給料が見合っていないと感じているのなら、他の職種にも目を向けてみるのも一つの手です。

栄養士と全く違った求人情報を見ている時に、ピンとくるものがあるかもしれません

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